今後の事業

競走馬用 高圧酸素療法システム

先進のシステムでさらなる業界の発展へ

近年、健康の向上のために様々な療法が生まれています。 中でも身近で効果的なものに「高圧酸素療法」があり、有名スポーツ選手が疲労回復に利用していることで広く知られています。 リッジウェイでは、その高圧酸素療法を競走馬やペットなどの動物に活用する事を目的に、システムの販売を予定しております。

ウォーキングマシン

海外では馬への実用例も

米国などではすでに、競走馬において高酸素療法を導入しております。 酸素濃度・治療時間を馬に適した状態で行い、その効果を実証しています。

■ 難治性損傷の回復

カナダでの症例では、輪状靭帯切除 術によって飛節から球節まで腫大した馬が、計4回の治療で完治。 さらに、5頭の屈腱炎 (エビ)の治療 にも成功、4頭の管骨骨膜炎 発症馬は次のレースまでに復帰しています。 その他、吊起帯によって発生した重度の皮膚病も4回の治療で治癒するなどの効果も報告されています。

■ 屈腱炎(通称 エビ)の治療例

競走馬のガンなどとも呼ばれる屈腱炎を発症した5歳の去勢馬は、獣医師に「回復までには少なくとも1年はかかる」と診断されましたが、 高圧酸素療法を計6週間行いトレーニングを再開、さらに2週間の治療継続で競馬復帰可能と診断されました。 このように一度競走馬生命が終わったと診断された馬が、早期回復と競馬復帰した症例が多数報告されています。